松阪豚とは

松阪ポークは三重県の北西部に位置する、厳しい自然環境の伊賀の里(忍者で有名な里)の養豚ファームで肥育された豚で、同じ三重県の松阪で育った松阪牛と同様、 赤肉のきめが細かい脂肪の融点が低いという特徴があり、豚肉の松阪牛と言われています。 そして、この豚は松阪牛の屠畜場である三重県四日市市畜産公社の推奨をもらい松阪ポークと命名されています。


特色

中国には有名な黒毛系の桃園豚、梅山豚、北京黒豚、東北民豚などの種豚がいますが、 この松阪ポークの種豚は多くの特質を具えた中国東北部原産種(チャイナ・ジャパン)です。 中国の原種豚は欧米の大型豚に比べ、肉のキメの細かさ繊維の柔らかさ肉質なども良く、これらの点が欧米系大型豚との大きな相違点となっています。 25年以上にわたり、農場独特の交配方法で劣性遺伝を取り除き、純度の高い血統元種に固定化し、 優秀な遺伝子を持った、独自の品種となっています。

肉/脂肪の特質
赤身はキメ細かく、味が良い、色も透き通るきれいな色をしており、脂肪も真っ白で融点が低いと言われています。 また、肉全体にしまりがあり、指で押すと弾力があります。 これらは時間をかけて育てた、成熟した豚の持つ特色をあらわしています。 一般的に、豚には独特の臭みがありますが、松阪ポークに関しては、 この臭みがありません。何より、お子様が喜んで食べられる豚肉です。

肥育環境
松阪ポークの生まれ育った、三重県伊賀は周りを山に囲まれ、霧が発生する場所として知られており、 別名「隠れ里」と言われています。この霧が動植物の育成に好影響を与えると言われ、 このような自然環境の中、開放型豚舎の天窓やカーテンの開閉を頻繁に行い、より自然に近い環境で肥育されています。 また、温度や湿度の管理の為の水まきが頻繁に行われ、清潔に水の補給が出来るように給水器の掃除などは 特に入念に行われ、豚にストレスを与えないように飼育されています。 豚が静かで穏やかな顔をしていて、泣き叫ばない、暴れない環境を作ることを心がけています。

長期飼育
肉が成熟する為に重要な事は、まず豚が自然界の生き物として、健康に育つということです。 ある時期はカロリーを抑え、餌の内容をコントロールして、じっくり時間をかけて育てます。 一方、運動を十分にさせる事はストレスが溜まらない豚をつくるための重要な要素のため 運動をさせて育てますが、一般には運動をさせると、それだけ熱量が発散し、肉や脂になる部分が減少しますので 運動はあまりやらせないほうが飼料効率が良いとされています。

飼料/水
通常の配合飼料に比べ、生パンを主に、バナナ、菓子くず、大豆カスなどを加え、 そのほか、青草、野菜の出荷のおりにでる外葉など自社で揃えた独特の胃腸に優しい消化力の良い飼料を与え、 内蔵の病気を起こさないよう工夫した餌を与えています。